2011年7月11日月曜日

決勝日3

表彰式です。

表彰式,司会がスーパーチームを呼び間違え...リストを横に読むはずが,縦に読んで大混乱。でもおかまいなしに式は進みます。とりあえずステージで国旗を掲げます。

表彰式後,1、2,3位のトロフィー 。ReverseとZERO,ガキ大将。
 うれしい記念撮影。
 今日のスーパーチーム,マカオの2チームと一緒に。
おかげさまで勝てました。ありがとう。

イスタンブール初日に,初めて会ったトルコ人から「信じる人には幸運を呼ぶよ」と言われて買ったトルコ石のペンダントと,「目玉」のブレスレット。Reverse姉妹は大会中,ずっとつけていました。本当にラッキーな組み合わせ。くじで大きく左右される組み合わせで,Reverseに幸運を運んでくれたのだと信じるしかないような結果です。


楽しかったイスタンブールともお別れです。出国しました。疲れが見えますね。
 帰りも関空行きの直行便。夜12時に飛行機が飛ぶんですね。

着きました。暑くてジメジメする日本の空気にどっと疲れがでます。

入国ゲートを通ったところで,同じ便で帰ってきた人たちと記念写真。

ここから約6時間の車旅の後,自宅に帰り着きました。

最高のイスタンブール土産。スーパーチーム優勝のトロフィーです。

これでReverseのトルコ世界大会は終了です。長かった2011シーズンがやっと終わりました。

今後の活動予定は未定ですが,本人達は世界大会の楽しさとやり残したことの大きさを実感しているようです。とりあえずしばらくは休憩...したいようですが,来シーズンまた出るとすると,「サッカーB」に出たいそうです。

多くの方々の応援とお力添えで,Reverseはここまでくることができました。本当にありがとうございました。
今度はReverseが次の人にこの経験を伝えていかなければならない番だと思っています。今後ともよろしくお願いします。

ありがとうございました。(Reverse in Turkey 完)

決勝日2

決勝第1試合。台湾Submarine対マカオEMM-CFです。
第1試合は無事マカオが勝ちました。

決勝第2試合。中国Qi Tian Da Sheng 2対マカオKY A Macauです。
マカオの「ロボット」は速く強く正確です。ライトウェイトでこれ以上のロボットは難しいかもしれないほど完成度高いです。メンター干渉等ちょっと問題行動もあるのですが,ロボット自体は確実に世界トップレベルです。今回見たマシンの中では群を抜いていました。
対して,中国側のロボットは初日同じチームにいたのですが,超強力(すぎ)エアキッカーが問題を起こします。相手ロボットと接触するとボールがなくてもキックします。これに対して相手側がロボットを傷つけるためのキックではないか,と抗議。試合が中断し,TCが呼ばれました。いろいろ確認し,大丈夫だろう,とのことで試合を再開したのですが...再開後すぐに問題が発生!キックオフ後に中国チームのキックがマカオチームのロボットのタイヤを粉砕してしまいました!ジョンミンオムニの部品がバラバラになって吹っ飛び,パラパラとコートに落ちてきます...再び試合中断。まあ,この時点でマカオが8対1で勝っていたので没収試合でもおかしくないと思われますが...マカオチームが予備のオムニに取り替えて試合再開。結局マカオの圧勝で,Reverseの試合を待たずにスーパーチーム優勝が決まりました!!! ホッとしました。

さて消化試合とはいえ,世界大会の最終戦です。中国の正当派ロボットを擁する強豪チーム,Jing'an No.1との対戦です。昨日はボコボコにされましたが,パワーアップした豹がどのくらい通用するか...
 コートの周りを国旗が囲みます。すごい応援です。こんな中で試合ができるのは幸せですね。
しかし,この試合のコートはひどく荒れていて,豹がまともに動けません...豹の下部クリアランスは3ミリくらいしかないですが,コート上の「もふもふ」の深さが1センチ近くあるところもあり,引っかかって動かないようです。(コートがカーペットじゃなくって不織布で,摩擦で毛玉が大量に出ますし,オムニにもモーター軸にも絡んでまともに動けなくなります)
コート上はこんな状態...コートを傷つけるロボットはダメなんじゃ...

結局,素早い動きと強力なエアキッカーの中国チームに,なす術無く完封負けしてしまいました。
記念撮影もバックは中国国旗...悔しいけど仕方ないですね。


今回の世界大会で見た現実。日本のライトウェイトリーグは世界から2周くらい周回遅れにされているように見えます。圧倒的なレベルの差を感じてきました。対戦した子供達は直にそれを感じているはずです。国内リーグと国際ルールの違い。それをわずか1ヶ月で埋めなければならない現実。テスト不足,調整不足の試作機での世界大会。もどかしさと悔しさをいやというほど味わったはずです。世界のライトの主流はジョンミン。強力モーターに軽量高駆動力のプラオムニ,なんとリポ4セル14.8Vの駆動電源...相手を破壊するほどの強力エアキッカー(8気圧くらい入っているよう...)。
日本のライトリーグのマシンをそのまま持っていくと,まったく相手になりません。出足の差でボールを支配され,強力エアキッカーでロングシュートを打たれます。一方で,ゴール前に居座る鉄壁のキーパー(カニ歩きに近いが,指摘すると5センチくらいは前に出るようになった。しかも反応は超速)の前ではボールを押して運んでいては全く得点できません。これが世界の現実でした。世界で戦うためには,こんな状況を知り,それなりの準備をしていく必要があります。個々のチームで短期間にできることは限られています。ジャパン後にカーペット対策,パルスボール対策が必要な上,パワーもスピードもケタが違う世界との差。この現実を次に伝えていかなければならないですね。今後の日本チームのために。
セカンダリでは自作機も頑張っていましたし,オープンBでもおかしくないような高度なマシンもありました。プライマリが先生(親?)+生徒のようなチームが多い中,セカンダリはチームメンバー自身が自主的に動いて活動しているように見えました。ロボットも自分たちのこだわりロボットが多かったように思います。一方で,プライマリ上位は,基本ジョンミンの強力キット+エアキッカーが主流でした。ロボットを作る,すなわち機械工作や電子工作の部分はほとんどせず,すべてキットとオプション,あとはプログラムで勝ちに行く,という考え方のようです。もちろんレゴマシンも,基板から自作のロボットもありましたが,上位進出は難しいのが現実でした。
ただ,プライマリのこんな厳しい状況の中でも,ガキ大将,Reverseの2チームはがんばっていたと思います。外国チームと相談しながら,ちゃんと勝てるところで勝ち,スーパーチームポイントを稼ぎ,いいポジションで決勝トーナメントに残りました。結果,決勝日には2回とも負けてしまったReverseですが,
スーパーチーム優勝!
ということになりました。なんと世界一です。夢のようです。

準決勝で敗れたガキ大将のスーパーチームは3位決定戦で勝ち,スーパーチーム3位です!



ライトウェイトの試合が終わったあとも,Bの試合は続いていました。みんなでZEROの決勝戦の応援。

試合後に日本チームでの記念撮影。昨年うらやましく見ていたこのシーン。仲間に入れて光栄です。感謝!

表彰式までの空き時間で,みんな遊び始めました。BのコートにAのロボットが集合。ジャパンのAライト1,2,3位のロボットがBコートでゲーム^^ 楽しそうです。それなりにまともに動いて試合になっているところがすごい!
あまりに楽しそうにしているので,いろんな国の人が集まってきました。そのうち,イランのマシンや中国のマシンも乱入。Bのマシンも入って,大量のロボットがBコート上でサッカー?を楽しんでいました。夢のような高級な遊びですね...

(つづく)


決勝日1

大会最終日,スーパーチーム決勝の日になりました。

スーパーチーム決勝は,予選のスーパーチーム勝ち点の上位12チームが上から3チームずつチームを組んでいきます。ただし,個別勝率の下位3チームは個別勝率上位3チームと入れ替えられます。計4つのスーパーチームが準決勝,決勝を戦います。

朝,会場に着くと,対戦の組み合わせと試合予定が発表されていました。
対戦相手にガキ大将がいますが,直接は当たらなかったようです。ジャパンの再戦ならず,です。でも今やったら確実に負けると思います。そのくらいガキ大将のロボットの動きはいいです。予選からマカオの強豪チームと何度も対戦し,組み合わせで損をしていますが,確実に世界レベルのマシンです。明らかに動いてないReverseのロボットより強い!それにしても準決勝までマカオと対戦とは...本当に世界大会はくじ運に左右されます。

これまでは順番に試合をしていたのですが,準決勝は9時から6試合同時にスタートするようです。Reverseの相手は,初日に0対12で完敗したシンガポールのNanyang2です。
朝から最後の調整に入ります。
昨日の最終調整でうまく動くようになっていた豹の方ですが,朝から調子が変!? 昨日の夜,モーターのベアリングが壊れていたので,新品モーターに交換したのですが...試合開始まで30分。どうする!?

さすがに修羅場をくぐってきたのでしょう。冷静に状況を見て,一つ一つのモーターの動きを確認。1個だけコネクタのピンが逆だったようです(仕様は統一しましょう...)。入れ替えてうまく動くようになりました。試合開始10分前。間に合いました。

準決勝。フルパワー設定の豹はそこそこうまく動きます。ねこも頑張ってゴールを守ります。シンガポールもパワーをあげてきたのか,ものすごく速いです。得点を取ったり取られたり,接戦です。
最終的には7対10で負けてしまいました。が,このチームとは予選で対戦もし,同じチームにもなり,とっても仲良くさせてもらいました。試合後に記念撮影^^ とってもいい試合でした。選手達の笑顔が物語っています。

同時進行の他の2試合は...同じスーパーチームのマカオのユニフォームを着ている人に聞いてみると,2つとも勝ったようで...なんと決勝進出です!!


あれ??? 決勝戦は順番にやるの??? 11時から台湾Submarine対マカオEMM-CF,11時半から中国Qi Tian Da Sheng 2対マカオKY A Macau,で...
世界大会最終試合が,中国Jing'an No.1 対Reverse...って,前の2試合が1勝1敗だったらReverse戦に優勝がかかるってこと??しかも相手は昨日ボコボコにされた中国チーム...なんということか...でもこれも組み合わせ,仕方ありません。

(つづく)


2011年7月10日日曜日

予選3日目

予選最終日です。今日の結果で最終日のスーパーチーム決勝に残れるかどうかが決まります。

今日の第1ラウンドの相手は,中国のJing'an No.1 です。強力エアーキッカーを備えた3輪ジョンミンです。
豹の調子が悪く,退場ばかりします。昨日の夜のパーティー後,前超音波を外して空いたアナログポートにねこ用の安定したアナログセンサをつけ,正面のボールを正確に捉えられるように工夫していました。が,朝一からの試合でテストもできないまま試合となり,新しく加えたセンサの部分のプログラムがおかしい?ようでした。それでも普段ならねこがゴールを守るのですが,ねこのコンパスが壊れてしまったようで,コンパス外してボールだけ追いかける試合となってしまいました。当然向こうはキーパーが守るし,こっちはがら空きなので,オウンゴールの嵐となってしまいました。1対13で負けました。シンガポールとポルトガルが勝ってくれたので,スーパーチームとしては第1ラウンド勝ちです。
次の試合までの間に一生懸命直そうとしています。
が,なかなか直らず。第2ラウンドも同じ中国チーム相手で,さらに不本意な動き(というか動かず)で,0対16で負けました。シンガポールが勝って,ポルトガルが負けました。
ポルトガルチームは,ハーフタイムに大勢のチームメンバーでメンテナンスをします。ポルトガルチームもオムニホイール(ジョンミン)を使っていますが,カーペットを巻き込んで足が動かなくなってしまうので,みんなでお掃除です。



第3ラウンドは向こうからの指名で昨日のチームメイトのドイツチームでした。今日の対戦で唯一勝てる可能性のあるチームでした。一日がかりでなんとか動くロボットに仕上げましたが,まだまだ甘く,結局6対6の引き分けでした。
 試合後に記念撮影^^

第3ラウンドはシンガポールが台湾にまさかのドロー。さらにポルトガルがロボットが完全に壊れてしまって試合ができないとのことで0対5の没収試合となってしまいました。

今年は個別チームの順位を予選の個別成績上位4位で準決勝から実施することになり,今日個別の決戦がありました。5勝3敗1分のReverseは当然上位4位には入れず...です。

今日の夜は,姉の学校のずいぶん上の卒業生(イスタンブール在住)の方と食事をしてきました。先日船で渡ったボスフォラス海峡にトンネルを掘っているそうです。トルコ名物ケバブ料理の老舗(海部元首相や三笠宮殿下も訪れたそう)でディナーをいただきました。

ホテルに戻ってロボカップHPで結果を確認...(ドキドキ)

Reverseはスーパーチームポイント4位で明日のスーパーチーム決勝に進むことができました。幸運なスーパーチームの組み合わせと対戦相手のおかげです。(得失点差マイナスですから...)

明日のチームメイトはマカオの2チーム(KY A Macauと個別優勝のEMM-CF)です。相手は台湾のBelleと日本のガキ大将,今日組んだシンガポールのNanyang2(個別3位)です。

今日の試合後に少し調整をして,ガキ大将と練習試合をしていましたが,そのときはなかなかいい動きでした。いよいよ今シーズンも残り2試合を残すだけになりました。人事を尽くして天命を待つ..メンバーは夜遅くまでロボットの整備をして明日に備えていました。悔いの残らないように,いい試合をしてくれることを祈ります。

2011年7月9日土曜日

予選2日目

予選2日目です。

朝一はスーパーチームで味方のドイツチームMr UnknownとイギリスのPeople's Robotsでしたが,イギリスチームの調子が悪く退場ばかりでドイツチームの大量得点で勝ちました。
Reverseの本日初戦はフィンランドのTerminatorsとでした。怖そうな名前のチームですが,ゆっくりした動きのレゴ2輪チームでした。
こちらも始めてから間もないようで,あまりボールが探せていないようでした。とはいえ,豹の動きがもどかしく,あまり点は取れませんでした。モーター軸の割りピン折れが原因のようで,帰ってからピンの処理をしていました。結果は7対0で勝ちました。

第2ラウンドと第3ラウンドは同じ組み合わせ。イギリスのPeople's Robotsとでした。レゴオムニのマシンですが,試合が始まるとなぜか動かず...もどかしい豹を尻目にねこパンチが炸裂。2ラウンド目は8対1,3ラウンド目は13対1で勝ちました。一応勝ってはいますが,豹本来の動きではなく,相手がボールを探せていないチームだったので勝てました。今日の組み合わせだから勝てたと思います。周りのコートとは隔世の感があるほど平和な(退場の多い)リーグでした。まあ,スーパーチーム6試合全勝なので,よしとしましょう。
イギリスチームと記念撮影^^

今日は試合後にジュニアパーティーがありました。近くのショッピングモールのフードコートを貸し切って騒いでいました。ロボカップダンスのデモンストレーションがありましたが,それ以外は各参加者で...との様子。浴衣を着て参加したReverseはあちこちでたくさんのチームと交流してきました。
パーティ最初は腹ごしらえ。軽食が振る舞われました。
食事をとったあと,今日の仲間(明日の敵)のドイツチームと。
 ダンスのお姉さんと。
 いっぱいあって...
 どこの人か分からないのもありますが...これはフィンランドチーム。
 M Robotsも一緒に。
 今度は多治見ロボッツも一緒です。


 台湾チーム。

 ジャパンオープン1,2,3位で。
 ダンスの方と。
 スタッフのお姉さんと。

とにかくいろんな人,特に外国の人とたくさん交流できました。

ホテルに帰って明日の準備。豹は基板のスイッチが壊れてコンパスのキャリブレーションができなくなっていたので,別のスイッチで対処するプログラムを書き込みテスト。あとかき出しの動きをちょっと工夫し,終了しました。

明日は予選3日目です。組み合わせが発表されてました。

明日のスーパーチームは,初戦で負けたシンガポールチームNanyang2と,今日の朝一に強豪スペインのComplebotをボコボコにしていたポルトガルのAGSGがチームメイトです。強い味方と組むことになりました。
対戦相手は,今日組んだドイツチームMr Unknownと,中国のJing'an No.1,台湾のReal Madridです。Mr UnknownはReverseと同じ罠にハマっている(というかよく似たもどかしい動きのチーム)ですが,中国チームはここまで全勝の強豪。ここまであまり強くて速い相手と当たっていないラッキーなReverseは,明日,どんな対戦をするのでしょうか? 今日の最終戦後半で,やっとちょっとまともな動きに戻ってきたようなので,明日の対戦が楽しみです。

ここまで5勝1敗で,かつスーパーチームのチームメイトに恵まれ,結構調子よく来ています。明日頑張れば最終日に残れるかもしれません。まあ,今日のようなもどかしい試合はもうごめんです。頑張ってほしいものです。




2011年7月8日金曜日

予選1日目

いよいよ,世界大会本番が始まりました。

朝,ホテルを出て会場に向かいます。8時に会場入り。結構スムーズでした。
組み立ててアルミケースに入らなくなったねこは,スーパーの袋に包んで手持ちです。結構うけてました^^

ライトウェイトの試合は9時から始まります。世界大会では毎日車検を受けなければならないようですが,結構混んでいました。本当に9時から始まるの?(うちは第2試合から)

9時からの第1試合は中国チームQi Tian Da Sheng とシンガポールチームNanyang2なのですが9時になってもどちらも来ず。しかも審判も来ず。あれ?試合は...???
どうやら世界大会は非常におおらかに進むようです。そうこうしているうちに審判もチームも到着。試合が始まりました。

どちらもメチャメチャ速い!! しかも中国チームはペットボトル2つ積んだ超強力エアキッカー装備,キックの反動で自分が吹っ飛ばされてる!しかしボールの捉えが甘く,あらぬ方向にキックしているよう。試合途中でエアが足りなくなるのかキッカーがおとなしくなっていきます。対するシンガポールはジョンミンの基本形ですが,速いだけじゃなくとても動きが正確で工夫されていました。回り込みも完璧!スタックからのかき出しやコーナーでのかき出し動作など,キッカーを持たないライトウェイトの基本に忠実ないいロボットでした。結果は8対8の引き分け。
次の第2試合。いよいよReverseの世界大会初戦です。相手はドイツのFranconian1です。

昨日まで回り込みがほとんどできていなかった豹が,昨日の遮光が功を奏したのか,ジャパンオープンの時の動きを再現するいい動きになっていました。ねこも豹もちゃんと役割を果たし,12対2で勝ちました。まずは世界大会1勝です!

ただあまりキックしていない様子。昨日超音波が壊れて前超音波を取ってしまったのに,それを参照してキック命令を出していたとのこと。第2試合からは修正してキックするようになっていました。
ドイツチームはレゴNXT2輪ですが,強力なドリブラーとキッカーを装備しており,後ろ向けドリブル+回ってキック,や2台でドリブルからパスを見せるなど,なかなか高度なロボットです。彼らの華麗なドリブルは一見の価値があります。ただ,世界大会のライトウェイトのスピードが尋常じゃない(言葉では分かりにくいですが,ジャパンのReverseやガキ大将の2〜3倍くらいの速さと思っていいです。しかもカーペット上です)ので,スピード&パワー勝負ではなかなか勝てないようです。しかし回転ドリブルで速いマシンを翻弄する場面も多く,やりようによってはレゴ2輪すごいと思わせてくれるチームでした。

第1ラウンドが終わると,第2ラウンド,第3ラウンドの対戦をスーパーチーム同士で指名し合います。対戦相手をどうするか,味方の中国チームと相談です。
姉の方は英語をなんとか使っていたようですが,中国チームも小学生くらいのようで,なかなか英語が通じなかったようです。が,中国チームは他にセカンダリクラスのお兄さんがいるようで,そのお兄さんを通じて英語でコミュニケーションを取ったようです。結局こちらからは第1ラウンドと同じ相手を指名。第2ラウンドは向こうからの指名で,Reverseはシンガポールチームと試合することになりました。
試合開始直前,ねこがコンパスのキャリブレーションに失敗。うまく動かずに退場してしまいました。速くて強いジョンミン相手に1台はつらい...どんどん失点します。
ハーフタイム,調整中です。なんか変???
後半は今度は豹がおかしくなってしまいました。原因はマイコン用電源の断線。ちょっと大掛かりな修理が必要で,この試合は出場できなくなりました。代わりに復活したねこが大活躍!1台で2台のジョンミン相手にゴールを守り続けます。結構勝負になる感じでしたが,いかんせんキーパーなので得点はできません。ねこは結局後半10分で3点しかとられませんでしたが,0対12で負けました。
しかし中国チームがドイツチームに勝ったのでスーパーチームとしては1勝1敗の引き分けです。
第3ラウンドは第1ラウンドと同じ組み合わせ。今度は中国チームがシンガポールに敗れましたが,Reverseがドイツチームに6対2で勝ったので,やはりスーパーチームとしては引き分けでした。

予選1日目はスーパーチーム1勝2分,個別2勝1敗でした。

今日は久しぶりに早くホテルに帰り,ショッピングセンターのフードコートで食事。フードコートでCoSpaceDanceのApiTaTKさんに遭遇。またまた記念写真^^

今日はホテルに戻って記事を書けました(笑)。

明日の組み合わせは,ドイツのMr Unknownとのスーパーチームです。また2チーム。
対戦相手は,イギリスのPeople's RobotsとフィンランドのTerminatorsです。
今日は他のコートまでチェックしてなかったので,どんなチームか楽しみです。